小児矯正の一番のメリットは？

歯を抜かないことです。

小児矯正では、拡大床という装置を使って、歯が植わっている歯槽骨をひろげて、永久歯がきれいに生えるスペースを作ることができます。わかりやすいようによく顎をひろげると言うこともありますが、正確には歯槽骨です。顎は大きくなりませんので、顔は大きくなりません。ご安心ください。

歯槽骨をひろげるということは、歯槽骨の側方の成長を促進しているのです。成長期だからできることです。大人では成長がありませんので、歯槽骨の側方の成長することはできないので、歯槽骨をひろげることができません。したがって、大人では歯を並べるスペースを作るには、歯を抜くことになります。