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矯正装置の種類って? 子供に合った方法を見つけよう

取り外し式・固定式、目立たない装置など、装置の特徴と選び方

 

お子さまの歯並びを整えるための小児矯正には、さまざまな種類の矯正装置があります。どの装置が最適かは、歯並びの状態や年齢、生活習慣によって異なるため、しっかりと特徴を理解したうえで選ぶことが大切です。

本記事では小児矯正の装置の種類と選び方について解説します。

 

■矯正装置の主な種類と特徴

  1. 取り外し式矯正装置(可撤式装置)

可撤式矯正装置は、患者様自身が取り外し可能な装置です。食事や歯磨きの際に外せるため、清潔に保ちやすいのが特徴です。

主な種類

  • 床矯正(プレート型装置)
    顎の成長を促し、歯並びのスペースを確保する装置。特に混合歯列期(乳歯と永久歯が混ざっている時期)の治療に適しています。
  • マウスピース矯正(プレオルソ、マイオブレス、マルチファミリーなど)
    就寝時に使用します。反対咬合(受け口)、上顎前突(出っ歯)などを治します。
  • マウスピース・アライナー矯正(インビザラインファーストなど)
    透明なマウスピースを使用して歯を動かします。目立ちにくく、取り外し可能なため、学校生活やスポーツ活動にも支障が少ないです。

◎メリット

・目立ちにくく、審美的に優れている
・食事や歯磨きの際に取り外せるため、口腔内を清潔に保てる
・痛みが少なく、装置による違和感が比較的少ない

◎デメリット

・装着時間を守らないと効果が得られない(自己管理が必要)
・取り外しの管理が難しい場合がある(紛失のリスク)

 

■固定式矯正装置(取り外し不可の装置)

固定式矯正装置は、歯に直接装着され、患者自身では取り外せません。常に装着されているため、確実に歯を動かせるのが特徴です。

主な種類

  • ブラケット矯正(ワイヤー矯正)
    歯にブラケットを装着し、ワイヤーで歯を動かす方法。幅広い症例に対応可能ですが、小児矯正では使用しないケースもあります。
  • クワドヘリックス(拡大装置)
    上顎の歯列を広げるための装置で、奥歯に固定されます。顎の成長を利用して、歯が並ぶスペースを確保します。

◎メリット

・装着時間を気にする必要がない(常に歯を動かす力がかかる)
・幅広い症例に対応できる

◎デメリット

・取り外しができないため、食事や歯磨きに工夫が必要
・金属の装置は目立ちやすい

 

■目立たない矯正装置

矯正治療を検討する際、お子さまが「見た目が気になる」と感じることもあります。そこで、できるだけ目立たない装置を選ぶことも一つの選択肢です。

・インビザラインファースト(透明マウスピース矯正)

透明で目立たないため、学校生活にも影響が少ない
・白いブラケットやワイヤー

通常のワイヤー矯正より目立ちにくい

お子さまに合った矯正装置を選ぼう

小児矯正にはさまざまな装置があり、どの装置が最適かは歯並びの状態や生活習慣によって異なります。蒲田・大田区で小児矯正を検討している方は、ぜひ島田歯科・矯正歯科へお越しください。お子さまに合った治療法一緒に見つけましょう。