小児矯正中のお子さまは、矯正装置が邪魔になり歯が磨きにくいため、虫歯のリスクが高まります。しかし、正しい歯磨き方法を習慣化すれば、矯正治療中も健康な歯を維持することが可能です。
今回のブログでは、矯正中の子どもの歯磨きポイントを、動画とあわせてご紹介します。ぜひ参考にしてください!
- 矯正中の歯ブラシの選び方
矯正装置がついていると、普通の歯ブラシではブラケット周りやワイヤーの隙間をしっかり磨くのが難しくなります。矯正専用の歯ブラシを選ぶことがポイントです。
◎おすすめの歯ブラシ
・ヘッドが小さめの歯ブラシ
→ 装置の周囲を細かく磨きやすい
・毛先が柔らかめの歯ブラシ
→ 矯正装置や歯茎に優しくフィット
・V字カットの矯正専用歯ブラシ
→ ブラケット部分を効果的に清掃
◎+αでおすすめ!
・ワンタフトブラシ → ブラケットの隙間や奥歯の周りをピンポイントで磨ける
・歯間ブラシ → ワイヤーと歯の間に入り込み、汚れを除去
- 矯正中の正しい歯の磨き方
矯正中は、歯と装置の周囲を意識して磨くことが大切です。
◎ 磨く順番とポイント
- 装置の上側(歯と装置の境目)を磨く
→ 歯ブラシを45度の角度で当て、ブラケットの上側を小刻みに磨く。 - 装置の下側(装置と歯の境目)を磨く
→ 同じく歯ブラシを45度の角度で下向きに当て、しっかり清掃。 - 歯の裏側や奥歯の噛み合わせ部分も忘れずに!
→ ワンタフトブラシを使い、ピンポイントで磨くと効果的。 - ワイヤーと歯の間の汚れを取り除く
→ 歯間ブラシを使って、ワイヤーの隙間の汚れを落とす。
- 矯正中のデンタルフロスの使い方
矯正装置をつけていると、普通のデンタルフロスが通しにくくなります。矯正中は、以下の方法で歯間の清掃を行いましょう。
◎フロスの種類と使い方
・スレッダー付きフロス(フロススレッダー)
→ 矯正ワイヤーの下を通しやすいので、歯と歯の間をしっかり清掃できる。
・歯間ブラシを併用する
→ ワイヤーの隙間に挿入して、ブラケット周りの汚れを除去。
- 矯正中の口腔ケアを習慣化するコツ
矯正中は、歯磨きに時間がかかるため、毎日の習慣にすることが大切です。
◎楽しく習慣化するポイント
・タイマーを使って楽しく歯磨き(2分間しっかり磨く!)
・好きなキャラクターの歯ブラシを使う
・家族みんなで歯磨きをする(親が一緒に磨くことで、習慣化しやすい)
定期的に歯科医院でブラッシング指導を受けるのも効果的です。
■矯正中も完璧な歯磨きで虫歯ゼロを目指そう!
小児矯正中の口腔ケアは、健康な歯を守るために欠かせません!矯正中の歯磨きのコツをマスターすれば、虫歯のリスクを減らし、美しい歯並びと健康な歯を両立することができます!蒲田・大田区で小児矯正を検討している方は、ぜひ当院にご相談ください。歯磨き指導やメンテナンスも含め、しっかりサポートいたします!