上顎前突について
子どもの出っ歯は
早めにご相談ください
上顎前突は、前歯が前方へ突出しているため、口元が尖っていて、口を閉じることが難しくなります。
唇を閉じることが難しい状況を口唇閉鎖不全と言います。
この口唇閉鎖不全の状態が長く続くとことで、ぽかんと口が開いているために、人に与えるご本人の印象を下げてしまうだけでなく、口腔内が乾燥しむし歯や歯周病、口臭のリスクが向上します。
さらに呼吸、発音、嚥下など日常生活にも様々な問題を引き起こすと言われています。
REASON
上顎前突になる理由
上顎の歯の傾斜によって出っ歯になっている上顎前突は、幼少期に行う指しゃぶりや舌で前歯を押す悪習癖の積み重なりなどが原因で生じます。日常の癖で継続的に歯に力がかかることで、前歯が傾いた状態に変わってしまいます。また、成長期に鼻や喉の病気、アレルギーなどで鼻呼吸でなく口呼吸を日常的にしていると、歯が前に出てきてしまうことがあります。これは、口呼吸の癖によって口輪筋に適切な力が入らず締まりがなくなってしまうことが原因です。一方、骨格性の上顎前突の症状は、遺伝的な要因が大きいと言われております。両親の上顎全体が大きい場合、また下顎が上顎に比べて小さい場合などは、その子どもが遺伝により上顎前突(出っ歯)になりやすい傾向が高いようです。
当院の上顎前突治療について
2つの矯正を行う
ハイブリッド矯正治療
マイオブレイスまたはマルチファミリーで上顎前突を改善してから、その後にインビザライン・ファーストで歯をキレイに並べます。
2つの矯正治療を行うハイブリッド矯正治療によって、歯を抜かないで、キレイな歯並びにすることができます。
これは多くの小児矯正治療法をマスターしている当院だからこそできる先進の小児矯正治療です。
マイオブレイス
子どもの上顎前突(出っ歯)の早期初期治療では、マイオブレイスのトレーナーを使います。
乳歯列や咬合歯列前期までの治療に使います。
前歯が永久歯に生えかわるぐらいまでですので、7歳ぐらいまでの治療になります。
マイオブレイスはオーストラリアのマイオファンクショナルリサーチカンパニー(myofunctional research co.)によって開発された小児用取り外し式の矯正装置です。
口呼吸・低位舌・悪い嚥下の癖など筋機能癖は、不正咬合、顔面の発育不全や矯正した歯並びの後戻りの原因ともなります。この装置はこれらの口腔機能を改善し顎や歯の成長発育を正常化させて理想的な咬合状態、正しいお顔立ちに誘導する装置です。使用は就寝時のみなので、子どもが学校や習い事などで外出している際に使用する必要はございません。食事や歯ブラシの不都合、衛生面においても非常に快適な矯正装置になっています。ただこの矯正装置は自分で取り外ししてもらいますので、外しっぱなしには気をつける必要があります。お母様と子どものご協力がとても大切になります。
小さい頃からの、悪い歯並びを予防することが、心身共に子どもの正しい成長に繋がるので、興味がある方は是非一度ご相談下さい。
マルチファミリー
マルチファミリーは、口腔周囲筋に働きかけ正しい舌の位置や歯ならびなどの成長をサポートします。5歳から、前歯が永久歯に生え変わる7歳位までに使用できる矯正装置で、上顎前突の治療に用います。そもそも歯並びは、口呼吸(お口ポカン)、舌癖(舌を前に出したり噛んだりする癖)、逆嚥下(舌を前にだして飲み込む)など間違った筋機能により、悪くなります。マルチファミリーは、成長期の子どもの筋機能の習癖を改善する装置です。
この治療の鍵は、舌の位置と機能であり、鼻呼吸と口腔周囲筋の正常な機能が習慣づけられることによって、キレイな歯並びをつくります。
1日の装置の使用時間は少なく、就寝時のみですが、しっかり装置を毎日つけているかお母様が必ず確認することも大切です。
また、マイオブレイス同様、矯正装置を入れているだけでは歯並びはキレイになりません。
口腔機能を鍛えるトレーニングが歯並びをキレイにしますので、子ども自身の努力も必要となります。結果を得るためには勉強や習い事と同じで、途中で止めず日々続けることが正しい成長の為にも重要です。
インビザライン・ファースト
215症例以上
※2022年9月時点
インビザライン・ファーストとは、米国アライン・テクノロジー社によって開発された小児向けマウスピース型矯正のことです。アライン・テクノロジー社は、1999年米国にて「インビザライン・システム」をスタートさせました。透明で目立ちにくく、取り外し可能な新しい矯正治療は、世界中に広がり、多くの患者様が治療を受けられております。
元々、インビザラインは成人向けのマウスピース矯正でしたが、「インビザライン・ファースト」として、小児向けのマウスピース矯正が開発され、2019年4月より日本でスタートしました。当院ではいち早くインビザライン・ファーストの取り組みを始めております。
専門サイト
症例紹介
治療前
治療後
施術内容 | 歯列育形成+マルチファミリー |
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治療期間 | 4年 |
リスク・副作用 | 装置を定められた時間装着しないと治らない可能性がある |
費用 | 880,000円(税込) |
費用について
矯正相談 | 無料 |
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検査・診断料 | キャンペーン価格11,000円 ※通常22,000円 |
治療費 | 880,000円 |
調整料 | 4,400円/1回 |
当院の費用について
島田小児歯科・矯正歯科の小児矯正治療の費用は、キレイな永久歯の歯並びにするための総合的な費用となります。
乳歯列から永久歯列になるまで、キレイな歯並びにするために責任をもって治療計画をたてていきます。
歯並びの状態と年齢に合わせて、最適な矯正装置を選択、また併用していきます。
そのための総合的な費用ですので、途中で追加料金が発生することはありません。
- インビザライン・ファーストのみ
- プレート(床矯正)とインビザライン・ファーストのハイブリッド矯正
- プレオルソとインビザライン・ファーストのハイブリッド矯正、
- マイオブレスまたはマルチファミリーとインビザライン・ファーストのハイブリッド矯正
一律88万円となります。
来院時に矯正装置の調整料が4.400円かかりますが、歯のクリーニングもしてむし歯予防をしっかりしていきます。
他の歯科医院の矯正費用と比べて
他の矯正歯科医院の方が安いと言われることが時々ありますが、よく聞くと1期治療だけの費用である場合が多いです。
今後、2期治療の治療費がかかる場合がほとんどですので、島田小児歯科・矯正歯科の総合的な費用より、他の歯科医院の1期治療と2期治療の合計の治療費の方が結局は高くなります。
他の矯正歯科医院では、永久歯に生え変わるまでの矯正治療が1期治療で、永久歯に生え変わってからの矯正治療が2期治療と分けて治療することが多いです。
永久歯に生え変わってから歯にブラケットという金属の装置をつける2期治療がメインですので、永久歯に生え変わるまで待つか、永久歯に生え変わるまで少し改善するために1期治療を行います。
そのために永久歯になってから、歯を抜いての矯正治療になる場合が多くなります。
矯正治療は、2期治療を行うのを前提で1期治療を行いますので、1期治療の費用が安く設定されていて、2期治療費が高く設定されています。
島田小児歯科・矯正歯科は小児歯科医の小児矯正ですので、1期治療がメインで、永久歯に生え変わるまでにキレイな歯並びにすることを目指しています。
しかし、治療開始時期が遅い場合や歯並びの状態では、2期治療が必要になる場合がありますが、2期治療の費用はかかりませんので、ご安心ください。
また、他の歯科医院では、矯正装置ごとに費用がかかる設定にしていることがあります。
一つの矯正装置だけでは、キレイな歯並びになりませんので、新しい矯正装置になるたびに費用がかかっていきます。
この場合は、キレイな歯並びになるまでの合計の費用が始めにはわからないことになります。
他の歯科医院や矯正専門医で、小児矯正を行う場合は、1期治療と2期治療の費用をきちんと聞いた方がいいでしょう。
また、装置ごとに費用がかかる場合は、装置代合計費用を聞いた方がいいでしょう。
お支払い方法
お支払いは現金の他クレジットカードや
デンタルローンもご利用できます。
現金
クレジット
カード
デンタル
ローン