マウスピース矯正と床矯正はどう違う?小児矯正の装置を徹底比較
【蒲田・大田区|小児矯正医が解説】
「マウスピース矯正と床矯正、どちらが子どもに向いているの?」
「違いがよくわからないまま、なんとなく勧められた装置で治療を始めてしまいそうで不安…」
小児矯正を検討されている保護者の方から、装置の選び方に関するご質問を非常に多くいただきます。
マウスピース矯正と床矯正は、どちらも成長期のお子さまの歯並びを整えるための装置ですが、仕組み・得意なケース・費用・お子さまへの負担がそれぞれ異なります。 「どちらが絶対によい」というわけではなく、お子さまの歯並びの状態・年齢・生活スタイルによって最適な選択が変わります。
この記事では、
- マウスピース矯正と床矯正それぞれの特徴
- 両者の具体的な違い
- それぞれのメリット・デメリット
- どちらが向いているケースの目安
- 装置を選ぶ際に大切なこと
これらをわかりやすく解説します。
島田小児歯科・矯正歯科は24時間WEB予約をおこなっております。 もし、気になる点がございましたらお気軽にご予約ください。 ご来院をお待ちしております。
マウスピース矯正(インビザライン・ファースト)とは?
マウスピース矯正とは、透明な樹脂素材でできた薄いマウスピース(アライナー)を歯に装着し、少しずつ歯を動かしながら歯並びを整える矯正装置です。子ども向けのものとして代表的なのがインビザライン・ファーストです。
数週間ごとに新しいアライナーに交換しながら治療を進めます。コンピューターによる3Dシミュレーションで治療計画を立てるため、治療のゴールを事前に視覚的に確認できるのも特徴のひとつです。
当院はインビザライン・ファーストにおいて東京都内で症例数No.1の実績を持ち、豊富な経験をもとに多くのお子さまの治療をサポートしています。
床矯正とは?
床矯正とは、プラスチックのプレートと金属のワイヤーを組み合わせた取り外し式の矯正装置です。装置の中央にあるネジを定期的に回すことで顎の幅を少しずつ広げ、歯が並ぶためのスペースを確保します。
歴史が長く、多くの歯科医院で導入されている装置です。顎の拡大を主な目的とした装置であり、拡大後に歯並びをさらに整えるために別の装置との併用が必要になるケースもあります。
両者の違いを徹底比較
マウスピース矯正(インビザライン・ファースト)と床矯正の違いを項目別に比較します。
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比較項目 |
マウスピース矯正(インビザラインF) |
床矯正 |
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見た目 |
透明・ほぼ目立たない |
装着中はやや目立つ |
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取り外し |
◎ 可能 |
◎ 可能 |
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痛み |
少なめ |
中程度(ネジ調整後) |
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顎の拡大 |
◎ 対応可能 |
◎ 得意 |
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歯の移動 |
◎ 細かい移動が得意 |
△ 主に拡大が目的 |
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装着時間 |
1日20〜22時間必要 |
就寝中を含む長時間推奨 |
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費用目安 |
やや高め(60万〜円) |
比較的安め(30〜40万円) |
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治療計画 |
3Dシミュレーションで可視化 |
医師の経験による判断 |
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虫歯リスク |
低い(外して歯みがき可) |
低い(外して歯みがき可) |
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対応できる症例の幅 |
広い |
主に顎の拡大・軽度の歯並び |
マウスピース矯正のメリット・デメリット
メリット
① 透明で目立ちにくい
装着していてもほとんど目立ちません。学校生活・写真撮影など、見た目を気にする場面でも安心して使用できます。
② 痛みが少ない
歯にかかる力が穏やかに設計されているため、ワイヤー矯正や床矯正のネジ調整と比べて痛みが出にくい傾向があります。痛みへの不安が強いお子さまにも受け入れられやすい装置です。
③ 歯みがきがしやすい・虫歯になりにくい
食事・歯みがきの際に取り外せるため、口腔内を清潔に保ちやすく、矯正中の虫歯リスクを抑えることができます。
④ 治療のゴールを事前に確認できる
3Dシミュレーションにより、治療前に「どのような歯並びになるか」を視覚的に確認できます。治療への納得感・モチベーション維持につながります。
⑤ 顎の拡大と歯の移動を同時に行える
顎を広げながら歯の位置も整えることができるため、1期治療をトータルにサポートできます。
デメリット
① 装着時間の自己管理が必要
1日20〜22時間の装着が治療効果の前提条件です。取り外しができるメリットの裏返しとして、装着時間を守れないと歯が計画通りに動かず、治療期間が延びることがあります。保護者のサポートが重要です。
② 費用がやや高め
床矯正と比べると費用が高くなる傾向があります。ただし、医療費控除を活用することで実質的な負担を軽減できます。
③ 紛失・破損のリスクがある
取り外しができる分、アライナーをなくしてしまうケースがあります。外したアライナーは必ず専用ケースに保管する習慣が大切です。
床矯正のメリット・デメリット
メリット
① 顎の拡大に特化した効果が高い
顎の幅を広げることに特化した装置であり、スペース不足による歯のガタガタの改善に有効です。成長期の顎の骨に直接働きかけるため、適切なタイミングで使用することで大きな効果が期待できます。
② 費用が比較的抑えやすい
マウスピース矯正と比べると費用が抑えられるケースが多く、費用面での負担が少ない選択肢です。
③ 歴史が長く実績が豊富
床矯正は長年にわたって使用されてきた装置であり、多くの歯科医院で導入実績があります。
④ 歯みがきがしやすい
取り外して歯みがきができるため、固定式のワイヤー矯正と比べて口腔内を清潔に保ちやすい点はマウスピース矯正と同様です。
デメリット
① 主に顎の拡大が目的で歯の移動には限界がある
床矯正は顎の幅を広げることが主な目的の装置です。歯の細かい位置の調整や傾きの修正には限界があるため、床矯正後にさらに別の装置での治療が必要になるケースがあります。
② ネジ調整後に痛みが出ることがある
ネジを回した当日〜翌日にかけて、顎や歯に圧迫感・痛みが生じることがあります。痛みに敏感なお子さまは負担を感じやすいことがあります。
③ 装着時間の管理が必要
就寝中を含む長時間の装着が推奨されます。装着時間が守られないと十分な効果が得られません。
④ 見た目が気になる場合がある
プラスチックと金属ワイヤーで構成された装置は、装着中に口元が目立つことがあります。特に学校で装着が必要な場合、見た目を気にするお子さまもいます。
どちらが向いている?ケース別の目安
マウスピース矯正(インビザライン・ファースト)が向いているケース
- 見た目を気にするお子さま・保護者の方
- 痛みへの不安が強いお子さま
- 運動・楽器演奏など装置を外す必要がある活動をしているお子さま
- 顎の拡大と歯の移動を同時に行いたいケース
- 治療のゴールを事前に確認したい方
- 装着時間の管理を保護者がしっかりサポートできる環境にある場合
床矯正が向いているケース
- 主に顎の幅の拡大が必要なケース
- 歯並びの問題が比較的軽度で、スペース確保が主な目的の場合
- 費用をできるだけ抑えたい場合
- マウスピースの装着に抵抗があるお子さま
どちらでも対応できるケース
歯並びの状態によっては、マウスピース矯正・床矯正のどちらでも対応可能なことがあります。その場合は、お子さまの生活スタイル・保護者のご希望・費用面などを総合的に考慮して装置を選びます。
装置選びで最も大切なこと
マウスピース矯正か床矯正かという選択以上に大切なのが、「お子さまの歯並びの状態を正確に診断したうえで、最適な治療計画を立てること」です。
どれだけ優れた装置であっても、お子さまの状態に合っていなければ十分な効果は得られません。逆に、適切な診断のもとで選ばれた装置であれば、どちらの装置でも良好な結果につながります。
「◯◯矯正が絶対によい」という情報に惑わされず、精密検査のうえで専門医がお子さまの状態に合った装置を提案してくれる歯科医院を選ぶことが、後悔しない矯正治療の第一歩です。
当院では、レントゲン・口腔内スキャン・写真撮影などの精密検査をもとに、一人ひとりのお子さまに最適な装置・治療計画をご提案しています。「どちらの装置が合っているか迷っている」という方も、ぜひ一度ご相談ください。
まとめ
- マウスピース矯正(インビザラインF)は透明・痛みが少ない・歯の移動も得意だが費用がやや高め
- 床矯正は顎の拡大に特化・費用が抑えやすいが歯の細かい移動には限界がある
- どちらも取り外しができるため歯みがきがしやすく虫歯リスクを抑えられる
- どちらが向いているかはお子さまの歯並びの状態・年齢・生活スタイルによって異なる
- 最も大切なのは精密検査にもとづいた正確な診断と治療計画
「うちの子にはどちらが合っているの?」と気になった方は、ぜひ一度ご相談ください。検査結果をもとに、お子さまに最適な装置をわかりやすくご説明します。
島田小児歯科・矯正歯科は24時間WEB予約をおこなっております。
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ご来院をお待ちしております。
