「うちの子、いつも猫背になっている気がする」
「座っていると、すぐ顔が前に出てしまう」
「気がつくと、口がぽかんと開いていることが多い」
こうした姿勢が気になったことはありませんか。
子どもの姿勢は、見た目の問題だけでなく、お口の使い方や歯並びのサインとして見えていることがあります。もちろん、姿勢が少し悪いからといって、すぐに矯正治療が必要というわけではありません。ですが、猫背やうつむき姿勢、口が開いたままの姿勢が続くと、お口まわりの筋肉の使い方や呼吸の仕方に影響することがあります。
今回は、姿勢と歯並びの関係について、小児矯正の視点から保護者の方にわかりやすくご紹介します。
姿勢と歯並びは関係あるのでしょうか?
「姿勢と歯並びって関係あるの?」と感じる方は多いと思います。
一見すると、背中の丸まり方と歯並びは別の話に見えるかもしれません。
ですが実際には、子どものお口の発達は、歯だけではなく、唇・舌・ほっぺ・あご・呼吸の仕方などが関わって成り立っています。
そして、その土台になるのが、毎日の姿勢や生活習慣です。
日本歯科医学会の資料でも、お口の機能をみるときは、口を閉じる力や舌の力だけでなく、姿勢や食生活、全身の発達状態も含めて総合的にみることが大切とされています。
つまり、姿勢は「直接歯を動かすもの」というより、お口の機能に影響する背景のひとつとして見ていくことが大切です。
こんな姿勢が気になるときは、お口の使い方も見てみましょう
ご家庭で見かけやすいのは、次のような姿勢です。
- 座るとすぐに猫背になる
- 食事中に顔が前に出ている
- テレビやタブレットを見るときに、いつも下を向いている
- 立っているときに口が開いている
- 食事中に片ひじをついたり、体が傾いたりしやすい
こうした姿勢が続くと、お口まわりの筋肉の使い方にも偏りが出やすくなります。
その結果として、口呼吸、お口ぽかん、舌の位置の低さ、食べ方の偏りなどが見えてくることがあります。
姿勢がくずれると、どんなことが起こりやすいのでしょうか
1.お口が開きやすくなる
猫背やうつむき姿勢が続くと、唇を自然に閉じにくくなり、お口がぽかんと開きやすくなることがあります。
お口が開いたままだと、鼻呼吸ではなく口呼吸になりやすくなり、お口の乾燥や、お口まわりの筋肉バランスにも影響することがあります。
2.舌の位置が下がりやすくなる
姿勢がくずれていると、舌が本来あるべき位置より低いところに落ちやすくなることがあります。
舌の位置が低い状態は、低位舌と呼ばれ、歯並びや飲み込み方に影響することがあります。
3.食べ方に偏りが出ることがある
食事中の姿勢が安定しないと、しっかり噛みにくくなったり、左右どちらか一方でばかり噛むようになったりすることがあります。
最近のTOPICSでも、偏咀嚼や丸のみなど、食べ方と歯並びの関係を続けて取り上げていますが、姿勢もその背景のひとつとして見ておきたいところです。
4.飲み込み方にクセが出やすくなる
姿勢が崩れていると、飲み込むときに唇やあごに余計な力が入りやすくなることがあります。
こうした積み重ねが、悪い嚥下の癖や舌の使い方の偏りにつながることもあります。
歯並びに影響するのは、姿勢だけではありません
ここで大切なのは、姿勢だけを悪者にしないことです。
歯並びは、ひとつの原因だけで決まるわけではありません。
島田小児歯科・矯正歯科の小児矯正ページでも、歯並びに悪影響を与えるものとして、
- 指しゃぶりなどの癖
- 口呼吸
- 低位舌
- 悪い嚥下の癖(逆嚥下)
- 舌癖(舌を前に出したり噛んだりする癖)
が挙げられています。
つまり、姿勢が気になるときも、
「姿勢が悪いから歯並びが悪くなる」と単純に考えるのではなく、
姿勢・呼吸・舌の位置・食べ方・飲み込み方をまとめてみることが大切です。
ご家庭で見ておきたいチェックポイント
毎日の中で、保護者の方が無理なく見られるポイントをまとめると、次のようになります。
- 座っているときに、いつも猫背になっていないか
- 食事中に顔が前に出ていないか
- 普段から口が開いていないか
- 口を閉じて食べられているか
- 食べるときに左右どちらかに偏っていないか
- 飲み込むときに唇やあごに強い力が入っていないか
- 舌で前歯を押すようなクセがないか
日本歯科医学会では、口呼吸、口唇閉鎖、咀嚼、嚥下、食行動などをあわせてみることが大切とされています。
ひとつだけで判断するのではなく、日常の様子をまとめて見ることが大切です。
こんなときは一度相談をおすすめします
次のような様子が続く場合は、一度歯科医院で相談してみると安心です。
- 姿勢の崩れと、お口ぽかんが両方気になる
- 口呼吸が続いている
- 食事中の姿勢が安定せず、食べ方にも偏りがある
- 舌の癖や飲み込み方が気になる
- 歯並びや生え変わりにも不安がある
食べ方や話し方、お口の使い方が気になる場合は、まずは機能の面から確認していくことが大切です。
すぐに矯正治療を始めるかどうかではなく、今のお口の状態を知るために相談することにも十分意味があります。
ご家庭でできる工夫はありますか?
姿勢が気になるときは、まず無理のない範囲で生活の中を見直してみましょう。
- 食事のときに足がぶらぶらしないようにする
- 机と椅子の高さが合っているか見直す
- タブレットや本を見る姿勢を整える
- 「背筋を伸ばして」ではなく、座りやすい環境を整える
- 口が開いていたら、やさしく気づけるようにする
大切なのは、厳しく注意することではなく、続けやすい環境をつくることです。
日常の中で少しずつ整えていく視点が大切です。
島田小児歯科・矯正歯科では、お口の機能と歯並びの両方をみながら相談できます
島田小児歯科・矯正歯科では、子どもの成長を利用しながら、あごを適切な大きさに育て、永久歯が生えるスペースを確保する小児矯正を行っています。
インビザライン・ファーストの症例数が評価され、プラチナエリートステータスに認定されています。
また、小児矯正は乳歯列から永久歯列までを見据えた総合的な費用として案内されており、
- 矯正相談:無料
- 検査・診断料:11,000円(キャンペーン価格)
- 治療費:880,000円
- 調整料:4,400円/回
となっています。
歯並びそのものだけでなく、口呼吸や舌癖、悪い嚥下の癖なども含めて、小児矯正の相談ができるのが特徴です。
まとめ
子どもの姿勢は、単なる見た目の問題ではなく、お口の使い方や歯並びのサインとして見えていることがあります。
もちろん、猫背やうつむき姿勢があるからといって、すぐに矯正治療が必要というわけではありません。
ですが、お口ぽかん、口呼吸、舌の位置、食べ方の偏りなどが重なっていないかを早めに見ておくことはとても大切です。
毎日の姿勢や食事の様子は、保護者の方がお子さまのお口の成長に気づける大切な時間です。
「姿勢と歯並びって関係あるのかな?」と感じたら、その気づきを大切にしてみてください。
